キャッシュレス後も惰性で使い続けていた長財布から三つ折りのミニ財布にやっと買い替えたので、DaysArt 3つ折りレザーウォレットの使い心地を記事にしました。
お財布って実際に手に持って見て選びたいものだけど、世の中すっかりコロナ禍で、ショップ巡りしながらじっくり手にとって選ぶということ自体がなかなか叶わずだったんですよね。
で、結局購入したのは実際に手に取ることはできない楽天での購入という…。
買ったタイミングはショップ自体のセール+お買い物マラソンもやっていてかなりお手頃価格だった事も背中を押してはくれました。
が、
お財布を、革製品を、実物を手に取らずにオンラインで購入っていうのは今回がはじめての試み…
お値段が「本当に本革?」と思えるほどお手頃だったので、ペラッペラだったらどうしよう?っていう不安ももちろんありましたが…
結果的から言うと、ペラペラじゃないし、ちゃんと本革だし、ほつれなどもないキレイな仕上がりの財布でした。
とても満足のいく買い物になったので、オススメポイントやメリットデメリットなども紹介したいと思います。
また、カードの選別・断捨離のためにやったことや、「アプリに移行はしたけどカードも手元にあって捨てにくい」とか…そういうカード類の保管方法はどうしているかなどもあわせて紹介したいと思います。
この記事はこんな方向け
- キャッシュレス後にぴったりの小さい財布を探している
- DaysArtの3つ折りレザーウォレットの購入を検討中
- 現金をほとんど触らない日があるのになんとなくまだ長財布を持ち歩いている
- 財布を小さくする時のカードの断捨離・整理方法もセットで知りたい
DaysArt三つ折りミニ財布の仕様
革小物によくある化粧箱などはなく、緩衝材でできた封筒に写真のままの状態で入ったものがポスト投函で届きました。
かなりシンプルな梱包ですが、財布が潰れたりキズついているなんてこともなく…
「梱包ってこれでいいんだな。」と感心しました。
梱包をシンプルにすることでお手頃価格にしてくれているほうがエコで経済的。ありがたいですね。
手に持って見た感じは程よく張りがあるしっかりとした革素材なのに軽いなーという印象。
ちなみに手の主(筆者)は「女性の中では手が大きいほうだね」とよく言われます。
広げて持って見たところ。
広げると長財布と変わらないほどの大きさになります。
この折り方向、右利きの私にとっては扱いやすい向きと思いますが、家族に左利きがいないので左利きだと使いにくいのかどうかまでは不明です。
折りが入る小物って利き手によっては使いやすさにめっちゃ影響するので注意したいところですね。
大きさは長辺が100mm(D環含まず)、短辺が80mmです。
厚みはまだ何も収納していない状態で30mmでした。カードや現金を収納後の厚みはまた後ほど。
中身の断捨離をしながら入れてみた
クレジットカードはメインカードとサブカードの2枚、アプリ化されてない駅ビルやスーパーのポイントカードが3枚。
スタンプカードはこの先もデジタル化しなさそうだけど失効期限がなく、贔屓にしているから集めやすくてポイント還元の実績があるものだけを2枚残しました。
他にもスタンプカードはたくさん持っていたけど、1年間の有効期限があってポイント還元した実績がないものはごっそり処分しました。
現金はとりあえず撮影時にあった8370円を収納してみることに。
実際に収納してみた様子です。
写真ではわかりにくいですがお札入れの奥にカード用のポケットが3つ付いています。
真ん中はカード1枚がギリギリ入る小さめのポケットなのでサブのクレジットカードを。
両サイドは2〜3枚重ねて収納できる大きめのポケットになっているのでスーパー系のポイントカードを左に3枚重ねて収納、スタンプカード2枚を右ポケットに入れてみました。
お札の収納箇所には仕切りがついているので5千円札と千円札を分けて入れたり、お札とレシートの仕切りに使ったりできそうです。
いちばん手前のボタンがついている面の真ん中にはいかにもこれはメインカードのために作られたと思われる出し入れしやすいポケットが付いているのでここにメインのクレジットカードを収納することにしました。
コインケースに100円玉3枚、50円玉1枚、10円玉2枚の計6枚のコインを入れた様子。
ミニ財布なので仕方のないところですが、やっぱり小銭入れはめっちゃ小さいですね…。
この後2週間くらい使っていて、かなり小銭が増える日もありましたが硬貨10枚くらいまでならボタンが無理なく閉まるかなという感じです。
私自身もともと極力お釣りが多くならないように支払うクセがついているのと、現金を使うことが最近は1〜2割くらいにまで減っているため今のところ問題なく使えています。
現金を一日に一度も使わない日もあるくらいなので、そういう方ならこのサイズの小銭入れでも大丈夫じゃないかなと思います。
このミニ財布の小銭入れは、長財布から移行するユーザーにとってはとても小さく感じると思うので、小銭が多くなりがちという自覚のある人には大きなデメリットになるでしょう。
そうそう、上の写真ではまだ何も収納していないこの窓付ポケット。
一見交通系のICカードや定期券を入れられそうに見えますが…
サイズがとても小さいのでカード類はNGです。
試しにショップカード(名刺サイズ)を差し込んで見ましたがこんな感じで入りませんでした。
私は交通系ICもスマホに移行済なので問題ないんですが、サブで持ち歩いているPASMOを入れれたらいいなぁ。と思っていたので、ちょっと当てが外れましたね…。
このお財布のデザインを見たら「バスの定期券や免許証を入れたい」と思ってしまう人もいるんじゃないかなと思うのでご注意を。
使い道どうしようかな?
写真とか入れられそうだけど、娘の写真はスマホにあるし…好きな柄の紙やハギレを入れてコラージュしたり…自分らしくカスタマイズとか楽しそうです。
さて、諸々収納してボタンを閉じた時の厚みはこんな感じになりました。
すると紙のスタンプカードが写真のようにはみ出てしまいました。
これはこのままにすると絶対紙の飛び出た部分が擦れてもけもけに汚くなってしまうやつですね…。
という事でスタンプカードの端を2mmくらいハサミで切りました。
そんなこんなで収納した後の厚みは約40mmほど。スーパーのカードとかもっと減らせたらもうすこしスマートにはなりそうだけど…。
ボタンが止めにくいほどぱつぱつってわけでもないし、とりあえずしばらくはこんな感じで使ってみようと思います。
購入の決め手になったところ・妥協したところ
キャッシュレスに最適化されたデザインのミニ財布はたくさん登場していて選ぶのにめちゃくちゃ迷いましたが、私が選ぶときに優先したのはこの3つです。
- D環がついている
- スキミング防止の仕様
- お札を折らずに収納できる
3つ折りのミニ財布は今まで使っていた長財布よりも約半分のサイズになるので、このサイズ感は落としやすくなるだろうなと。なので「D環」がついているのは絶対条件でした。
また、メインで使うカードを収納するため、スキミング防止はあった方が良いなと。
そして、財布の小ささを追求したものにはマネークリップのようなお札は折ったものを隙間に挟むような仕様のものもあるんですが、デザインがカッコよくても「折って収納」っていう動作が都度発生すると使いにくそうと思ったので折らずに収納できるタイプを選びました。
一方で、
- 小銭入れが小さい
- 知らないブランドのものであること
の2つは妥協しました。
お気に入りのブランドが作っているもののほうが気分が上がるとは思うけど…。
まずはお手頃なミニ財布で自分なりの使いやすさの基準ができた上でもっと好みなデザインのお財布に買い換えるというのもいいんじゃないかなと。
今回購入したDaysArt 3つ折りレザーウォレットは、とにかく試しやすいお手頃な価格なので、「自分の中の基準づくりのためのはじめてのミニ財布」におすすめですよ。
財布からカードを減らすためにやったこと
財布を小さくするためにはカードの断捨離が必要。
とはいっても処分するわけにもいかないカードって割とたくさんあるんですよね…。
ということで、この機会にいろいろ仕分けなどもやってみたら諸々すっきりしたのでご紹介します。
ポイントアプリがあるものは全て移行して整理
PontaカードやTポイントカード、家電量販店系のポイントカードや大手ドラッグストアのポイントカードはかなりアプリ化が進んでいるので全てアプリに移行しました。
大手のものだけでもスマホアプリに集約できるとかなりスッキリしますね。
アプリに移行した後手元に残ったカードはどうするか
ポイントアプリに移行した後のカードってどうしていますか?
普段は全く使わないんだけどカード番号が紐付けされていたりするので何気に捨てにくい…。
交通系ICカードなんかは返却するとデポジット500円が戻ってくるものでもありますしきちんと保管しておきたいところ。
スマホが壊れた時とかに必要になるかもしれないですしね。
ポイントアプリができて使わなくなったICカードやTポイントなどのポイントカード類は「無印のパスポートケース」に保管しています。
実はこれ、インスタで見て真似してみた「無印のパスポートケースを使った家計管理」用に揃えたものだったんですが…。
その後すぐに増税&キャッシュレスポイント還元がはじまり挫折→そのまま放置されていたものなんです(笑)。
現在は、ギフトカードなどの金券入れにつかっていて、カード用ポケットも5つある仕様なのでそこでポイントカードも保管しています。
無印のケースがなくても、100均にこういうカードケースが売っているので、ファイリングするもの良さそうですね。
(写真準備中)
ただし、こういう普段は全く使わないものってかなりの確率で「しまい込んでしまって収納場所が行方不明」なんてことになりやすいので、おすすめは「よく使うものと一緒に入れる収納」です。
美容院や化粧品の登録カードは「美容ファイル」へ
女性向けの情報でありながら、女子力が高い方(会員カードの利用頻度が高い方)にはあんまり役立たない内容かもですが…。
デパコスの登録カードや美容室の会員証について。
これらは使用頻度が日常の買い物よりは少ないので、「美容ファイル」を作って収納することにしました。
使っているのは100均で売っているこのクリアファイルです。
(写真準備中)
筆者は女子力が限りなく低い主婦なので美容院の頻度が低めで、数ヶ月に一度行けたらいい方…。
同じような方なら「美容ファイル」を使う日だけ持ち出すスタイルにできるのでおすすめです。
筆者は持ってませんが、ジムの会員証やヨガのメンバーカード、ネイルやマツエクのポイントカードなんかも「美容ファイル」に分類してまとめておけるかもですね。
診察券はお薬手帳とセットで「病院ファイル」へ
「美容ファイル」と同様に100均のクリアファイルで診察券とお薬手帳をまとめたファイルを作りました。
※個人情報だらけなので写真は割愛です
子育てがはじまって、自分のために病院に行く機会ってかなり減ったんですよね…。
でもまぁゼロではないので用意しています。
このファイルのいいところは常備薬や持病の薬も一緒に保管できるところなんですよね。
このファイリングを機に引越し前の診察券なんかも出てきたのでまとめて処分。
かなりスッキリしました。
ちなみにコンタクトレンズのカードも眼科の診察券と共に「病院ファイル」に分類しています。
子供の診察券は母子手帳ケースで管理
子供の診察券はもともと財布に入れていなくて、母子手帳と医療証、保険証とセットで母子手帳ケースで保管しています。
ある程度娘が大きくなったタイミングでこのケースごと本人に引き継ごうを思っています。
免許証、健康保険証などは財布とは別に管理
長財布のときはついつい一緒くたに入れて持ち歩いてしまっていたけど、本来はクレジットカードやキャッシュカードと一緒にするのはよろしくない持ち方ですよね。
という事で身分証類はお財布とは別に持ち歩くスタイルに変えました。
キャッシュカードなどはひきだしポーチ姉で管理
長らく長財布を使い続けてきた1番の原因になっていた銀行のキャッシュカード。
所有している銀行口座の数によるので個人差が大きいと思いますが…。
筆者は複数の口座をもっていてカードの数も多いので、「ひきだしポーチ」で通帳とセットで保管する方法に変えました。
※中身は個人情報だらけの貴重品なので中身の写真は割愛です
「ひきだしポーチ」とは、ほぼ日が発売している引き出しをそのまま持ち歩くをコンセプトにしたポーチ。
いろんなサイズ展開があるんですが、その中でもカード用ポケットがたくさんついていて通帳を入れるのにもちょうどいい大きさなのが「ひきだしポーチ姉」なんです。

通帳などとセットになったことで、銀行めぐりをする日だけこれを持ち歩けばOKというスタイルになり、前より使いやすさUPです。
写真のひきだしポーチはミナペルホネンとのコラボのもの(現在は販売終了)。
ミニ財布を3週間使ってみた感想
写真の通りD環にリール付きストラップ(無印のもの)を付けて愛用しています。
サイズ感的にコロンとしていて軽いので、落としても気づかなさそう…。
ということで、D環つきにしてよかったと思っています。
ミニ財布に落下防止は必須じゃないでしょうか。
小銭入れはやっぱり小さいなと感じるけど、今のところは小銭が入りきらなくなって困ったという状態にはならずに過ごせています。
レシートについては財布が小さくなったことで溜めっぱなしにできないので、出かける前後に整理する習慣ができました。
お札入れがあるのでその日の購入分のレシートを数枚入れておくことは可能です。
でも数枚でパンパンになるので経費用に領収書やレシートの保管が必須という方は、別途レシート入れを用意するのが良いかも知れませんね。
まだ使いはじめて3週間ほどですが、本革ならではのツヤがほどよく出てきました。
これからさらに本革特有のエイジングが進んでいくのも楽しみです。
キャッシュレス時代におすすめのミニ財布&カードの整理方法まとめ
キャッシュレス自体は増税後のポイント還元の時からすでに進んではいて、コロナ後かなり現金払いが少なくなったものの…
今まで使っていた長財布には銀行のカードなども入れていたためになかなか切り替えが進んでいなかったんですよね。
あと、ミニ財布でこれだ!と思うものにもなかなか巡り会えずにいて…。
約1年惰性で長財布を使い続ける期間を経て、やっとこれだと思うミニ財布DaysArt 3つ折りレザーウォレットに出会えました。
この記事で紹介した内容をまとめると、
- 自分の中の「ミニ財布の基準」をつくるためのお試しミニ財布として「Days Art」の三つ折り財布はお手頃価格&高品質なのでおすすめ
- 小さいから落下防止にD環やストラップはついていたほうがいい
- 小銭入れは小さいけどキャッシュレス化が進んでいるユーザーなら大丈夫と思う
- アプリのあるポイントカードは全てスマホで一元化するのがミニ財布移行の大前提
- カードの断捨離は「ポイント還元実績のないものは思い切って処分」が吉
- 処分できないカード類は用途別にファイリングがおすすめ
この記事がキャッシュレス時代のミニ財布選びの参考になれば幸いです。