【レビュー】帝王切開の傷に半年「レディケア16」でケアした使用感をレポートします【口コミ】

かぶれやすくて絆創膏でも痒みが強く出てしまう体質の私でも、半年間帝王切開後の傷のケアに使うことができて、無事ケロイド化を防ぐことができたシリコン製のシート「レディケア」をご紹介します。
手術の傷痕ケアに使用するシリコンシート「Lady Care16(レディケア 16cmタイプ)」をケースからはがすところ

この記事にたどり着いてくれた方は、逆子だったり、1人目が帝王切開だったりとなんらかの理由で予定帝王切開が決まっている方などでしょうか?

私の場合は、予定日2ヶ月前になっても臨月になっても逆子が治らずで、予定帝王切開になりました。

帝王切開が怖くて嫌でたまらなくて…体を切るということや傷口が残ることを悶々と考える日々…。最終週ギリギリまで鍼灸に通ったり毎日お灸を据えたりしましたが…結局ダメでした。

 

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出産する病院は、元々高齢出産という自覚から大学病院を選んでいたんですが(予定帝王切開になった事とはとは関係なく)、大学病院だったからこそ?出会ったのがシリコンシート「レディケア」。

このレディケアでの傷口のケア方法が、使用感とかとても良かったので紹介したいと思います。

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シリコンシート「レディケア」とは

Lady Care(レディケア)16のパッケージはこんな感じ

私が術後の傷のケアに使ったのが「レディケア16」という厚みのあるシリコンシートで、「16」は長さ16センチを表しています。

帝王切開の方はこの16センチを使うことになると思いますが、このほかにもサイズ違いで、「Lady Care12」、「Lady Care8」、「Lady Care3」があって、3cmのものはシートが6枚入っているそうです。3cmのものは最近増えている腹腔鏡手術用という感じでしょうか。

旧製品名は「マムズケア」という名前だったようですね。女性の開腹手術で多い帝王切開の患者を対象に開発されたけど、出産以外の術後ケアにも広く使ってもらうために名称変更したという経緯が伺えます。

帝王切開の傷あとケア【レディケア(Lady Care)】を販売するギネマム
帝王切開や手術後の傷跡がミミズ腫れにならないように従来のテープではなくシリコーンゲルシート【レディケア】でのセルフケア提案をしているギネマムです。 乳がん学会にも展示出展し多くの医療関係者から患者さんに紹介したいというお声をいただきました。

公式で推奨している使用可能期間は2ヶ月ですが、粘着力が持続していればそのまま使用しても問題なしとも書かれています。

なので私は自己責任で、3ヶ月で買い換えて半年間で2箱4枚を使いました。

「レディケア」の使い方

透明なケースに2枚組で入っています
羊羹切るやつみたいなヘラが同梱されています
蓋に面した方が粘着面。傷つけないようにそっと剥がします

写真のように蓋を開け、シートをケースから剥がして使います。

粘着面が上を向いた状態でケースに入っているので指紋や油分、服の繊維などがつかないように気をつけながら傷口が中心になるようにそっと乗せて保護します。

1日1回の交換で2枚のシートを交互に使っていくんですが、私は入浴のタイミングで外してすぐに洗面台でハンドソープで洗い→ケースの上で自然乾燥。→お風呂上がりに傷まわりの水分をよく拭き取った後にもう一枚のシートを貼る。という手順で使っていました。

公式にはケースに入れて乾燥って書いてましたが、洗ってすぐにケースとシートの間に水分が入らないように入れるのって難しくない?…てことで、蓋の上に斜めにおいである程度乾かしてからケースに収納していました。(たぶんコレが現実的な方法かなと…)

娘のお風呂は毎回私が入れているため、夫がお風呂の時間に手伝ってくれるときは毎回きちんと交換できていましたが、実際ワンオペになる日で娘がご機嫌ななめな時とかはシートを貼ったまま娘と湯船に入ることもありました。

主治医から「傷口は恐れずガシガシ洗ってね」と言われていて、術後に病院で貼ってもらったシートの粘着が残っているのをゴシゴシ洗いながら徐々に剥がしていく必要があったんですが、入浴前にシートを剥がせなかった日も入浴後にシートを交換してハンドソープで洗っておけばなんとかトラブルもなく(かぶれたりすることもなく)過ごせていました。

みずたま
みずたま

ただ、私が使っていた期間は冬〜春だったので…夏場だとどうなのかはわかりません。

「レディケア」のメリット

一般的なテープの貼り換えよりも圧倒的に痛みが少なくかゆくならない

私個人的な「Lady Care」の最大のメリットはこの剥がす時の痛みがほぼないことでした。

私はテープをはがす時の痛みに本当に弱くて、絆創膏やテーピングの貼り替えですら苦痛を感じるタイプなんです。テープの縁が黒くなってかゆみも強く出てしまうのも悩みのタネに…。

今回の帝王切開で今までの人生でいちばん大きな傷がカラダに出来てしまう上に、まだ痛む傷口に粘着テープを貼ったり剥がしたりを繰り返さないといけないとか…繰り返し苦痛を与え続けるってどういうことかと…。出産前から不安な想像ばかり膨らんで、憂鬱でしょうがなかったのです。

そんな時に「レディケア」の存在を知れたのは本当にラッキーだったなぁと思います。

出産直後の乳児のいる状況でハサミを使う作業をしなくて良い

そもそも傷口専用の医療テープ「Ato fine(アトファイン)」などを使えばハサミは必要ないですが、より強固に傷まわりの皮膚が伸びないように固定する「医療用テープの重ね貼り」という方法をやりたい場合はハサミで2センチくらいに切り刻んだテープを何枚も重ねて貼るという…乳児をみながらやる作業としてはなかなかハードルが高い作業ですよね。

Lady Careならその作業をしなくても3mmくらい厚さのある医療用シリコンで皮膚の伸縮をしっかり防いでくれるし、実際の使用感としてもしっかり固定されていた感覚がありました。厚みがあるので抱っこ紐を使うときでも安心感がありました。

ちなみに出産前から抱っこ紐はエルゴを使いたいと思っていて、でも帝王切開になっちゃったから無理かなぁ…と思っていましたが、実際の傷口は横切りで思っていた以上に位置が下だった事と、厚みのある「レディケア」の安心感もあって問題なく使えました。

レディケアのデメリット

価格が高い

取り急ぎ値段のことは考えず、担当医にもらった「マムズケア(レディケアの旧商品名)」のリーフレットを片手に、その日のうちに病院の購買に買いに行ったのですが店頭には置いていませんでした。

売店の方に「これありますか?」と聞いたら店頭ではなく倉庫の奥の方から探し出してくれて、「4700円ですがよろしいですか?」と聞かれ、ここで初めて価格を知ったのでした。正直「高!」と思いました(笑)。

16センチ程のシリコンシートが2枚入りでこのお値段なので、イニシャルコストの高さを感じざるを得ません。

決してスッと買えるような値段じゃないな…と一瞬怯んだものの、店員さんがめちゃ探し回ってくれたのに買わないわけにはいかないよなぁ…という流れもあって、あんまり深く考えずに勢いで購入したのでした。(´ཀ`;;)

Amazonや楽天でも買えるのですが、送料無料で5400円というのが相場のようです。

ただ、繰り返し使って3ヶ月もったことを考えるとそんなに高くないのかも?(※ランニングコストについて詳しくは後述します。)

 

毎日洗うのが手間だと思う人には向いていない

「レディケア」は2枚1組になっていて、毎日お風呂のタイミングで外して手洗いし、予備のパッドに交換するという作業が必要になるので、「毎日」というのがめんどくさいと感じる方には向いていないのかなと思います。

私はどっちが嫌かというと「毎日洗うめんどくささ<テープをはがす時の痛さ」だったので毎日でも全然大丈夫だったし、ほんとにコレは「慣れ」だなと。習慣づいちゃえば全然問題なかったです。

あと、使用効果を保つために2ヶ月毎に新しいものに交換することが推奨されているんですが、長期間使っていると手術時に傷口を固定していたテープ(接着剤?)の粘着部分や、古くなった皮膚や角質などがパッドにくっついて、手洗いではだんだん取れなくなってきます。

私は、「こういうもの」って思っていたので全然平気だったんですが、お世辞にも清潔感があるとは言えない見ためのシリコンパッドを粘着力が持続する限りは2ヶ月間は使い続けることになるため、「私は潔癖な方だな」とか、キレイ好きな方はもしかしたら「合わない」と感じてしまうかもしれません。

よくある肌色のテープとの費用を比較。結局どちらが高い?

週に一度小さく切った医療用テープを縦方向に並べてはる方法と傷口専用の医療用テープ「Ato Fine」を使った場合、毎日入浴の度に「レディケア」を交換&パットを石鹸で洗う方法、3種類のランニングコストは結局どれが高くつくのでしょうか?

私自身はあまり細かく考えずにシリコンパットを使い始めたので、記事を書く上で改めて試算してみました。

それぞれ適切な交換頻度で半年間使った場合です。

医療用テープの重ね貼りの場合

医療用テープは、「マイクロポア3M スキントーン サージカルテープ」25mm幅×9.1mを使用。

テープを2cm幅でカットし、傷口に対して直角方向に5mm程度重ね、高さ2cm×横幅の合計が約16.5cmになるように重ね貼りした場合一回に使用するテープの長さは合計約16cm(2cmにカットしたテープを8枚使用)。

9.1mのロールを購入した場合約56回分なので、週に1回26週貼り替えた場合だと1ロールで充分余ります。

アマゾンプライムで592円(2019年8月現在)で購入できるので、費用は圧倒的に安いですね。

もっと短い小ロットで買えればもっと安くなりますが、仮に9.1mテープの購入であまり分も込みの価格から1日あたりを換算したら3.28円になります。

重ね貼りの作業がそんなに苦じゃないし、とにかくコストを抑えたいという方は、ものすごく手間そうですが、この方法が一番良さそうですね。

傷口専用医療用テープ「Ato Fine(アトファイン)」の場合

6ヶ月=26週として週に1回張り替えた場合、アトファインLサイズ6枚入りを5箱(計30枚で4枚余る)をアマゾンプライム価格(@1,620円、送料無料)でまとめて購入した場合、割引が効いて8,019円(2019年8月現在)。

余ったテープ代も込みの計算になりますが、半年=180日計算で1日あたりに換算すると約45円になります。

3Mのテープに比べたら高くつきますが、育児の合間に重ね貼りの作業が手間だな。続かなそう。と感じる方にはこちらも良い方法かなと思います。

シリコンシート「Lady Care(レディケア)」の場合

Amazonであらかじめ3箱まとめて購入して2ヶ月毎に新しいシートに交換して半年間使った場合、16,200円かかります。1日あたりに換算すると90円になります。

Ato Fineの倍…しますね…。

いちおう、この記事は「レディケア」推しではあるんですが、やはり高価なのでコスト面では強くお勧めできないなと思ってしまいました(笑)。

ちなみに、私は自己責任で3ヶ月毎の交換で2箱にしたため、同様に2箱にした場合は半年間で10,800円。1日あたり60円になります。

半年間使ってみた感想と傷口の状況

半年間使った時点で、養生してもうしばらく使い続けてみるか迷いましたが、育児の合間に結構手間でもあったので使用をやめました。

ずっとシリコンのパッドでカバーされていた状況で傷口を直視していなかったこともあり、外してから数日は抱っこ紐を使う時とかは特に、皮膚が保護されていない不安感がありました。

パッドをつけていた期間に、たまに傷口をチェックしていた時は肌の色よりちょっと明るい色の1.5mm程の線という感じで、ミミズ腫れのような盛り上がりもありませんでした。パッドを外して更に4ヶ月経った現在は傷の色が赤みがかり、ピンクっぽく変わりました。

これがパッドを外すのが早かったせいなのか、傷が治る経過なのかはまだわかりませんが、今のところ一番恐れていた「ケロイド化」で、盛り上がった傷口に下着や衣服が擦れて痛むという状況にはなっていません。

まだ術後から1年以上経っていない状況なので、傷口のその後については変化があったらまた追記したいと思います。

まとめ

コスト面だけは高いので強くオススメできませんが、下記のような方ならぜひ「レディケア」を使ってみて欲しいなと思います。

  • 粘着力の強いテープをはがすのが苦手(痛みに弱い)
  • テープですぐかぶれる
  • 抱っこ紐や衣服の摩擦からも傷口を守りたい
  • 主治医から入浴時に傷口周りをゴシゴシ洗うように言われた
  • 毎日傷口の状態をチェックしたい
  • 毎日のケアが苦にならない
  • 家族のサポートがあり毎入浴時にシリコンシートを洗って交換する時間が取れる
毎日忙しくてもきちんとした食事をとりたい方へ。湯煎で解凍してお皿に盛り付けるだけ。毎日美味しく時短生活を!
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この記事を書いた人
みずたま

2歳の娘を育てる主婦。
就活と保活の同時進行ができずに失敗後、3歳から働く事を目標にじわじわ準備を進めたり休止したり。
共働き子育てに向けて心の準備や理想の暮らしについて模索しています。
このブログでは、子育てのことを中心に自分にとってちょうどいい暮らし方を追求したことを備忘録的に書き綴っています。

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