サイベックス製のベビーカーを3年間じっくり使ってみたからこそ見えてきた、よかったところや不満なところ、2年間の保証期間内にやっておいた方が良いことなどをまとめました。
今サイベックスのベビーカーを検討中の方は参考にしてみてくださいね。
- 日本の猛暑ではタイヤの摩耗が半端ない…
- サイベックスeezy S Twistを使ってみてよかったところ
- もっとこうだったらよかったなと思うところ
- 購入した車種がリコール対象になってしまったけれど迅速丁寧な対応だった
- 純正レインカバーの質はとても良いし使いやすかった
- サイベックスのベビーカーで使ってよかったベストアイテム
- 新幹線でサイベックスのベビーカーはどうだったか?
- とはいえサイベックス製ベビーカーをおすすめできない人もいる
- ベビーカーの性能以外で使い勝手を大きく左右するものとは
- B型ベビーカーは必要?私が乗り換えなかった理由
- 次ベビーカーを購入するならこのモデル
- サイベックスのベビーカーを3年使ってわかったことまとめ
日本の猛暑ではタイヤの摩耗が半端ない…
この記事で一番言いたかったことなので最初に紹介しときます。

サイベックス製ベビーカーを購入したらなるべく2年以内にタイヤの点検交換をおすすめします。
写真右は約2年半くらい経過した時のベビーカーの後輪で、左は交換のために取り寄せた新品のタイヤです。

右めっちゃきったねぇな…。

…ですよね〜。:(´ཀ`)
…それは筆者がズボラなので拭き掃除などのお手入れをほとんどしなかったからなんですが、みて欲しいのはそこじゃなくこのタイヤの厚み…2年超でこんなにも摩耗してしまうんですね。
感覚的には2年かけてじわじわこうなったというより昨年の猛暑の時期に一気に削れた。という感じでした。
日本の猛暑に、(コロナ禍なので毎日じゃなかったとはいえ)灼熱のアスファルトの上を走っていたんですからまぁこうなりますよね…。
ここまですり減ってしまうとかなり走行性能も落ちていて、とても押し心地が重くこまわりも効きにくい感覚になっていました。
このまま使いつづけるのは危険。だけどもうすぐベビーカー卒業の時期もチラついてきているし…2年間の保証期間も過ぎてしまっている。
とはいえまだ数ヶ月は使う必要があるし…
とあれこれ悩みましたが、結果的には人に譲ることも視野に有償で新品タイヤを取り寄せしました。
で、交換費用はいくらかかったのか…?
筆者の使っている「サイベックス eezy S Twist(イージーエスツイスト)の場合になりますが、2年間の補償が過ぎている場合の後輪のタイヤ交換費用は、左右後輪パーツの代金(税込)+送料の合計で3784円でした。
イージーエスツイストは自分で取り外しが可能な機種だったので、メーカーから後輪パーツが届いて自分で交換するという流れでした。
でも購入するモデルによっては取り外しが不可の場合も有り得るので、そうなるとパーツ代プラスαいくらか費用がかかりそうですよね。
ということで、具体的にどういう流れになるかは購入時などに直接問い合わせてみてくださいね。
これからサイベックス製ベビーカーを買うよという方や、まだまだ使い始めたばかりという方はぜひ2年間の保証期間の間にタイヤの摩耗チェックをすることをおすすめします。
そしてできれば無償交換のできる保証期間内の交換を。
筆者の場合は一人っ子なのでこのまま卒業してひとに譲る予定ですが、2人3人とご兄弟が生まれるご予定の場合はぜひ、猛暑でタイヤが摩耗することを前提にタイヤの交換時期を意識しておくことをおすすめします。
サイベックスeezy S Twistを使ってみてよかったところ
使っていて一番よかったこと。それは対面で使えたことだったなぁと思います。
今は対面で使えるベビーカーはかなり多いですし、国内メーカーを中心に対面対応で使いやすいベビーカーがここ数年で普通になりつつありますよね。
とはいえ、大型だけど俄然人気の高い「AirBuggy(エアバギー)」や旅行が多いファミリーに人気でかっこいい「yoyo(ヨーヨー)」など背面のみのベビーカーもあるんですよね。
私がベビーカーを選ぶときに最終候補の一つにしていたのがこのyoyoで過去にサイベックスとの比較記事も書いていますのでこちらもご参考まで。

だいたいどのメーカーの物も対面にできるかどうかで価格が上がってしまうので、1年前後の短い期間のために対面にできる機能をつけるかどうかって結構悩みどころなんじゃないでしょうか?
そしてサイベックスにも価格がお手頃だけど背面のみという機種もありますが、筆者が断然おすすめしたいのは、「対面にできる仕様」がある機種です。
対面で使える期間はそこまで長くないとはいえ、その時期の0〜1歳の子供の成長はとても変化が大きいし、毎日のように「あれ?また顔変わった?」とか言ってた気がします。
この時期はご機嫌もコロコロ変わっていきますからすぐに変化に気づいてあげられるメリットはとても大きいです。
あとこの時期にパパやママの顔が見れる方が赤ちゃんにとっても安心でベビーカーに慣れやすいんじゃないでしょうか?
そして何より娘の様子を見ながらのベビーカー散歩が楽しかった!
柔らかい光を浴びてうとうとしかけている娘を愛でながらの公園散歩は私にとっての最高のご褒美タイムだったんですよね…。
3年間のベビーカー生活での一番のハイライトは何だったかな?って改めて振り返ってみると、この瞬間がダントツだったなと思います。
ということで、ベビーカーを対面で使える時期はそんなに長くなかったとしても対面ベビーカーでのお散歩は最&高!これに尽きます。
そして、肝心なサイベックス製のベビーカーの走行性能はどうだったかというと、押し心地がとても軽く扱いやすかったです。
普通の街中の散歩が中心であれば間違いなくおすすめできます。
筆者は軽量さに定評のあるC社のベビーカー(姪っ子・甥っ子のもの)も使ったことがあるのですが、軽量ベビーカーと比べてみた結論は…

走行性を良くするためにはある程度の重さが必要。
ということでした。
サイベックスのベビーカーは7〜8kgくらいあって重いベビーカーではあるんですが、その分少しの段差なら軽い力で乗り上げることができてスムーズに走行できるんですよね。
そしてサスペンションが効いているので赤ちゃん時代から3歳の今まで段差を嫌がることは一度もなかった。
一方軽さを追求したC社のベビーカーはというと、折り畳みがワンアクションで簡単だし、3kgに迫る軽さで持ち運びが楽というのが最大のメリット。
だけど車体の軽さとダブル車輪(それぞれの足に車輪が2個付いている)の仕様の影響で、1〜2センチ程度の段差でもパーンと弾かれてしまうという…。
なので、横断歩道の少しの段差や駐車場出口などで歩道が途切れる時の段差などで都度車輪を持ち上げる動作が発生するのでそこがなかなか面倒に感じました。
また、軽さを追求したベビーカーは構造体が「しなる」ほど細いため、力が分散しがちなのかなと。
加えた力が分散してしまうため、押し心地を重く感じさせて走行性能を下げる要因になっているのかなとも感じました。
筆者の使ったサイベックスeezy s twist(イージーエスツイスト・※現在は廃盤)のレビューになりますが、走行性や折り畳み方、対面/背面の切り替え方など、使い心地に関するより詳しい内容は、購入から1年目に書いた下記の記事(2ページあります)にまとめていますので、気になる方は参考にしてみてくださいね。

ちなみに現在販売されているベビーカーで「eezy s twist(イージーエスツイスト)の後継機種にあたるのは「サイベックス イージーS ツイスト2」です。
もっとこうだったらよかったなと思うところ
eezy S twist(イージーエスツイスト)を使っていて思ったのが、下かごがもっと大きかったらよかったな。ということでした。
特に0歳時期の冬のお出かけなどは荷物がとても多くなるので、ハンドル部分にフックをつけてたくさんぶら下げたくなってしまうんですよね。
だけど本来は非推奨。
体重が重くなってきた2歳前後くらいには極力荷物はリュックに入れて運ぶようにしていました。
なのでもし次があるなら(我が家はおそらくないですが)下カゴが大きなモデルを選ぶと思います。
あと、eezy S twist(イージーエスツイスト)は回転しないeezySに比べてシートの横幅が狭いところも体格が大きめのお子様の場合はデメリットなのかなと。
娘も成長曲線の平均より大きめの体格なので、2歳を過ぎる頃から狭そうだなと感じました。娘はベビーカー大好きなので3歳で横幅狭くても乗ってくれますが、可能な年齢が3歳まで(ただし体格による)と思っていた方が良いと思いました。
購入した車種がリコール対象になってしまったけれど迅速丁寧な対応だった
このことを書くと「え?リコール出てたの!?」とびっくりしてしまうかと思いますが、避けて通れない大きな出来事だったため紹介しておきます。
実は筆者の購入したベビーカーはたまたまリコール対象のベビーカーでして…。
実際に対象箇所の車輪が脱輪して新品交換に至った体験談も書いております。
詳しくはこちらを読んでみてください。

筆者にとってはこのトラブルで娘に怪我もなかったし、結果的には迅速丁寧に対応いただけたし…。交換後はトラブルなく乗りつづけることができた。
色々あったけど結局使い心地はよかったなと。なのでサイベックスのベビーカーはおすすめできるという結論に至りました。
なのでこの「3年使ってわかったこと」という記事を書いているというわけです。
今はリコールって車やパソコンなど、どの分野でもどのメーカーでも起きてしまう時代ですからね。リコールが出たことそのものももちろんベビーカー選びのための重要な情報ですが、その後のメーカーのフォローの仕方ががどうだったのか?というのも選ぶ際に重要になってくるんじゃないかなと個人的には思います。
純正レインカバーの質はとても良いし使いやすかった
ベビーカーのレインカバーのレビューってあまり書いている人はいないかもしれないんですが、純正レインカバーは品質も良くて使い勝手も良かったです。
詳しくは別記事でレビューをまとめていて、写真もたっぷり載せているのでぜひみてみてください。

後継機種のレインカバーの仕様の詳細はわからないですが、MelioやLibelleなどの新機種ってレインカバーが別売りなんですね。
その場合きっと純正がいいかサードパーティ製にするかで迷うと思うので純正レインカバーの品質や使い勝手は気になるところなんじゃないでしょうか?
特に材質などは機種が変わっても大きく変わっていないだろうと思いますので、レビュー記事を参考にしてみてくださいね。
サイベックスのベビーカーで使ってよかったベストアイテム
サイベックスのベビーカーで使ってよかったアイテム1位は、bricaの「EZスナック&ドリンクホルダー」でした。
このアイテムの本来の使い方は「子供のおやつタイム充実アイテム」で、ベビーカーのバンパーバーなどに付けて付属の緑のカップに子供のおやつを入れて使う物なんだと思うんですが、筆者は下の写真のように
同じくbricaの「EZドリンクホルダー」も合わせて親子3人分の飲み物を運ぶのをメインに使っていました。
1歳過ぎ〜3歳までコロナ禍で、ベビールームが長い間閉鎖されたり、店内でゆっくり休憩というのがしにくくなった時期にもこんな感じで持ち帰りのドリンクを散歩しながら楽しめたんですよね。
Withコロナの時代の赤ちゃんとのお散歩に、この組み合わせの装備はとてもおすすめですよ。
他にも筆者は混合育児だったので調乳の台が欲しいときや離乳食を公園やベビールームで食べさせたい時などの「ちょっと置いておける台が欲しい!」というシーンが結構あって、「EZスナック&ドリンクホルダー」が大活躍でした。
というわけで、このベビーカーとの相性はかなりよかったなと思いますが、1点だけデメリットを上げるなら…
取り付けた箇所に多少の傷や凹みができてしまうこと。
ですかね。
ベビーカーに挟んで使う仕様上仕方がないですし、筆者にとっては許容範囲だったんですが…。
メルカリに出す前提に綺麗に使いたい人など、気になる人はいると思います。
傷になるのが嫌だという方は挟む場所に保護するアイテムを使うとか、そもそも使わないとか…慎重に考えたほうがいいかもしれません。
この「EZスナック&ドリンクホルダー」のもっと詳しいレビューや、

この他にサイベックスのベビーカーで使ってよかったアイテムを下記記事にて紹介していますので合わせて読んでみてください。

あと、「EZスナック&ドリンクホルダー」にどんなストローマグでも載せられるのか?を検証してみた記事も書いているので気になる方はこちらもどうぞ。

新幹線でサイベックスのベビーカーはどうだったか?
写真は東海道新幹線の「のぞみ」に乗車したときのもので、このようにちゃんと荷物棚にも載せられます。
この時は夫もいて家族3人での帰省だったので夫に持ち上げてもらいました。
同行する大人が複数いる場合はこのようにベビーカーを荷棚に載せることはできますが、やっぱりかなり重いです。
なので同行する大人が1人だけ(特にママだけ)の時は荷物棚に載せるのはおすすめしません。
というか私には無理でした。
で、のぞみの「特大荷物スペース付き座席」のルール変更後にベビーカーを乗せた方法がこちら…
↓
ベビーカーをたたまず、荷物も乗せたまま突っ込む。という乗車方法です。
普段東海道新幹線しか利用しないためその他の新幹線の事情はわからないんですが、もしか「のぞみ」を使う方なら「特大荷物スペース付き座席」がベビーカーでの乗車におすすめなんです。
以前はこの最後尾の後ろのスペースに予約なく誰でも荷物を置けるようになっていたんですが、最近は「特大荷物スペース付き座席」として予約者しか利用できないルールに整備されたんです。
先日の帰省でこの席を予約してベビーカーを写真のように折り畳まずに突っ込んで乗車したらめっちゃ快適だった!ということで、レビューを下記記事にもまとめてます。
帰省や旅行で「のぞみ」使うよ。という方はこちらもぜひ読んでみてください。

とはいえサイベックス製ベビーカーをおすすめできない人もいる
筆者にとっては使ってよかったベビーカーですが、生活習慣や住んでいる環境によってはおすすめできない人もいるなぁと思います。
走行性の良さを重視するがゆえにそれなりの重量があるベビーカーなので、下記のような条件がある方には不便に感じるだろうと思われます。
- 自宅に帰るためにどうしても避けられない階段がある
- 最寄りの駅にエレベーターが設置されていない
- メインの交通機関がバス
- 砂利道などラフな道が多い
こんな感じで毎日の折りたたみ&持ち運びがどうしても避けられない人にはおすすめできないです。
例えば筆者の妹はC社の超軽量型ベビーカーを選んだんですが、その理由は
- 義実家に行く途中にどうしても避けられない階段(神社の階段のような勾配がきつく長い階段)があった
- 最寄り駅にエレベーターがない
という2つの条件があったからとのことでした。
この場合だともうめっちゃ軽くてワンアクションで畳める軽量級ベビーカー一択ですね。
バスは筆者もたまにベビーカーで乗車しましたが、都バスへの乗車は昼間でもそこそこ混んでいることが多く…畳んでの乗車はできなくはないけど毎回キツイなぁと感じました。
なので、これが毎日となると絶対心が折れるなと。
月齢によりますが10kg近い子を抱っこしながら8kgのベビーカーと荷物パンパンのマザーズバッグを抱えて乗り降りするのはかなり気合が必要です。
公園への散歩でたまに石がゴロゴロしててぬかるみ安い道などを通ることがあった時は、この車輪の大きさではキツイなと感じることもありました。
筆者の場合のようにたまにラフな道に遭遇する程度なら乗り切れますが、毎日通るのが避けられない道に自然豊かな凸凹道が多い(そして長距離)という場合はAirBuggyやアップリカのSMOOVEなど車輪が大きいベビーカーがおすすめです。
ということで、サイベックス製のベビーカーはめっちゃおすすめできるベビーカーではありますが、生活環境によっては使うのがしんどいベビーカーにもなってしまうので、その辺は慎重にが吉です。
ベビーカーの性能以外で使い勝手を大きく左右するものとは
3年間使ってみて、ベビーカーとの相性を決定づけ、使い勝手の明暗を分けるのはやっぱり「玄関まわりの環境」に尽きるのかなと思いました。
筆者の場合実家の玄関は広めで折り畳まずにそのまま置けたのですが、自宅の玄関は小さいので毎日折り畳む動作が必要でした。
この毎日開く/たたむの動作がなかったらどれだけ楽だったか…。
なので、もしか子供の誕生に合わせて住む家を選べる状況にあるなら、玄関の広さとエントランスまわりのスロープの有無は重視して選ぶことをおすすめします。
エントランス周りに階段が数段あるだけで持ち上げる動作が発生するので、毎日のことになるとかなりストレスになると思います。
ベビーカーの走行性を求めるなら軽さや畳みやすさの優先順位はどうしても低くなってしまいますが、自宅玄関まわりだったりエントランスにスロープが整ってさえいれば走行性能や好みのデザインかでベビーカーを選べるので、住宅環境をベビーカー生活に最適化するというのも大切なことだなと思います。
B型ベビーカーは必要?私が乗り換えなかった理由
我が家はB型ベビーカーに乗り換えることなくベビーカーを卒業しそうなんですが、なぜそうなったのかというと「コロナ禍」が大きかったです。
まだ新型コロナのことがよくわかっていなかった時期は結構まじめに自粛生活を送っていたので、B型ベビーカーが活躍しそうな2歳の時期はまるっと自粛生活で。帰省も2年間しませんでしたしね…。
そうこうしているうちに3歳からは電動アシスト自転車デビューとなり…。
現在はほぼほぼ卒業と言っても良いくらい自転車&徒歩での移動がメインになり、ベビーカーにほとんど乗っていません。
Panasonic製電動アシスト自転車「Gyutto(ギュット)アニーズDX」のレビュー記事はこちら。

ということで筆者の場合ははB型ベビーカーではなく子乗せ自転車への乗り換えをもってベビーカー卒業となりそうです。
が、もしコロナ禍じゃなかったら…新幹線での帰省を2歳の時期に2往復くらいしていたとしたら…B型への買い換えをしていたかもしれません。
もしB型を買い足していたとしたら当時はPOCKIT(ポキット)を検討していたんですが、
サイベックスからも「LIBELLE(リベル)」が出ましたね。
ポキットの方は2021年モデルで4.8kgと軽いので新幹線や飛行機での長距離旅行が欠かせないなら使い勝手が良さそうですよね。
リベルの方はコンパクトサイズとはいえ5.9kg(キャノピーを除く)と決して軽くはないですが、ちゃんとサスペンション付きなのと適度な重さが確保されていることから走行性の良さは間違い無いだろうと思われます。
あと、トラベルシステムを使えば対面も可能なので、新生児から3〜4歳までリベルを使うというのも良さそうです。
私がもし今B型に買い替えるなら…
LIBELLE(リベル)かなぁ。
サイベックス製の走行性の良さを既に知っているのと、折りたたみのアクションが2アクションでLIBELLE(リベル)の方が優れているのとB型なのにサスペンションがちゃんと付いているので。
次ベビーカーを購入するならこのモデル
ということで、サイベックスのベビーカーを3年使って使用感を知っている筆者が、今サイベックス製のベビーカーを買うならどの機種にするか…それは、
「Melioカーボン」を買って2歳くらいからLIBELLE(リベル)
に乗り換える。
です。
筆者がベビーカーを購入した2018年頃にはなかったMelioカーボンは筆者がこうだったらなぁと思っていた下カゴが大きくなっていて、高級車種のMiosのデザインに近いながらもお手頃で軽いというところがいいなぁと。
で、途中でLIBELLE(リベル)に乗り換えるのはなぜかというと、Melioカーボン
の座高が3歳くらいの身長だと低すぎないだろうか?(キャノピーが使えなくなりそう…?)と街中で見かけるMelioカーボン
を見て感じたからというのと、2歳前後くらいからB型で小型化できるメリットはやはりおおきいなということで、こういう結果になりました。
今回比較した3機種と筆者が実際に3年使ったeezy s twistの比較表をまとめてみたので参考にしてみてください。
比較表を作ってみてわかったんですが、eezy s twist2からはレインカバーが別売りになったんですね。レインカバーって結構使うのになぁ。
Libelle | Melioカーボン | eezy s twist2 | eesy s twist | |
価格 | ¥25,300 | ¥69,300 | ¥49,500 | 廃盤 |
重量 | 5.9kg(キャノピーを除く) | 5.8kg | 8.3kg | 7.3kg |
対象月齢 | 生後6ヶ月から4歳頃(22kg)まで | 1ヶ月頃〜3歳頃(15kg)まで | 1ヶ月頃〜3歳頃(15kg)まで | 1ヶ月頃〜3歳頃(15kg)まで |
使用時のサイズ(cm) | 幅52×奥行71×高さ102cm | 幅49×奥行82〜91×高さ107cm | 幅45×奥行85×高さ103cm | 幅45×奥行85×高さ103cm |
折りたたみ時サイズ(cm) | 幅32×高さ48cm×厚さ20cm | 幅49×奥行54×高さ69cm | 幅45×奥行31.5×高さ65cm | 幅45×奥行25×高さ53cm |
機内持ち込み | ◯ | × | × | × |
背面/対面 | トラベルシステム装着時は対面可 | 背面/対面 可(シート付け替え) | 背面/対面 可 (360°回転) | 背面/対面 可 (360°回転) |
リクライニング | 無段階調節(フットレストは2段階調節) | 3段階(107°/139°/166°) | 3段階リクライニング(フットレストも3段階調節可) | 95〜175° (無段階調節可) |
キャノピーのUV対策 | UPF50+ | UPF50+ | UPF50+ | UPF50+ |
カゴの容量 | 耐荷重5kgまで | 38リットル(耐荷重5kgまで) | 5kgまで | 5kgまで |
サスペンション | 2箇所(前輪) | 2箇所 | 4箇所 | 4箇所 |
バンパーバー | 別売り | あり(背面/対面共取り付け可) | あり(背面/対面共取り付け可) | 別売り (背面のみ取付可能) |
レインカバー | 別売り | 別売り | 別売り | 付属 |
洗濯 | シートは取り外して洗濯可 | シートは取り外して洗濯可 | シートは取り外して洗濯可 | シートは取り外して洗濯可 |
サイベックスのベビーカーを3年使ってわかったことまとめ
もうほぼほぼ卒業しつつあるサイベックス製ベビーカーについて、懐かしいな…寂しいな…と思いながらまとめました。
内容をおさらいすると、
- 保証期間の2年以内に一度タイヤの点検・交換をするべし
- ベビーカーは対面にできる機種が断然おすすめ。ベビーカー散歩が極上のご褒美タイムになるよ
- サイベックス製ベビーカーの最大のおすすめポイントは走行性能の高さ
- 走行性能を維持するためにベビーカーの重さは必要。軽さを優先にすると走行性能は下がってしまう。
- eezy s twist(初代)はもう少し座席の幅が広めで下かごが大きければもっと使いやすかった→Melioがおすすめ
- リコール車種に当たっちゃったけど迅速丁寧に対応いただけた。
- 純正レインカバーは品質や使い勝手も良くておすすめ!
- 使ってよかったアイテム1位は、bricaの「EZスナック&ドリンクホルダー」
- 東海道新幹線にベビーカーで乗るなら「特大荷物スペース付き座席」がおすすめ
- どうしても避けられない階段やラフ過ぎる道、エレベーターがない駅、バス乗車が避けられない方にはおすすめできない
- 住環境を変えれるのなら玄関の広さとエントランスまわりのバリアフリーは重要
- B型ベビーカーはあった方がいいけど電動アシスト自転車に乗り換えるという手もある
- 3年間の使い勝手を知る筆者が今選ぶ機種はMelioカーボンとセカンドにLibelle
3年間使ってみてわかったことを思いを込めてまとめてみたら1万字近い長文になってしまいましたが…最後までお読みいただきありがとうございました。
今まさにサイベックス製ベビーカーに決めようかなと考えている方のお役に立てれば幸いです。
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