Amazonのプライベートブランド品って初めてだったけど、使ってみた結果MamaBearの手口拭きの使い心地には大満足でした。
西松屋の手口拭きユーザーが重視するのって結局「躊躇なくガンガン使えるコスパの良さ+肌荒れしない」だと思うんです。(私がそうなので)
そして水分量とか厚み重視の人はきっと赤ちゃん本舗のを使ってるかと思うんです。
今まで愛用していた西松屋の手口拭きは、コスパ最高(0.88円/1枚)なのに娘のお肌が荒れる心配もなく、離乳食後のテーブルや床掃除にも使いまくっていました。
なのにコロナ禍以降いつまで経っても店頭に並ばないし、ストックがあと1個に迫ってきたし…ということで、一旦他社製に変えることに。
今そういうママさんって多いんじゃないですかね?
【追記】2020年8月14日現在は公式ネットショップに在庫が復活しているようです。
MamaBearの「Baby wipes ベビー手口ふき」は、コスパもまぁまぁよくて1歳の娘のお肌も大丈夫な品質でした。
おしり拭きや手口拭きをネット注文するのってお試しが気軽にできないのがデメリットですよね。1個買って試してから箱買いだとコスパが悪くなってしまうし…。
でも赤ちゃんのお肌に触れる、ずっと使うものだからある程度は慎重に選びたい。という方に向けて比較記事を書きました。
実際に使ってみた感想や使い心地、西松屋SmartAngelの手口ふきとの比較をまとめています。
比較は、1枚あたりのコスト、成分、材質、水分量(筆者の感覚値)などを紹介します。
この記事はこんな方向け
- 西松屋の手口拭きユーザー
- 欠品続きで代替品を探している
- コスパ重視だけど品質もなんでもいいわけじゃない
使用条件
元のシールは剥がして蓋をつけて使っています。なので、手口ふきのテープの性能については特に比較をしていません。
今回は手口ふきの用途で探していて、おしり拭きは別途ムーニーのものを使いわけているので厚みはあまり重視していないかも。
成分の比較
西松屋 | 水、BG、ベンザルコニウムクロリド、ブチルカルバミン酸ヨウ化プロビニル、チャ葉エキス、キイチゴエキス |
Mama bear | 水、BG、ベンザルコニウムクロリド、ブチルカルバミン酸ヨウ化プロビニル、チャ葉エキス |
キイチゴエキス以外は西松屋のものとほぼ同じ成分です。
私はコスパ重視でいきなり箱買いしちゃったんですが、「今まで使ってたのと成分がほぼ同じなら大丈夫でしょ。」という理由で割と気軽にポチりました。
過去に何も考えずにドラッグストアで買い足したおしりふきで即効かぶれさせてしまった経験があるので、いくら安くても今まで使っていたのと成分が違いすぎるものは選択肢から外しました。
材質の比較(のびる?くっつく?薄さは?)
2種それぞれの中身を一枚ずつ出して並べてみました。
このときの引っぱり具合はとくに気を使わず、いつもどおりにひっぱり出して整えずにふわっと置いています。
見た感じ、どちらかが異様に伸びているなどの大きな差はありませんね。木目の透け具合を見ても薄さはそんなに変わらないように見えます。
両者共、出口の両端に片手を添えて両手で取り出す分には次々くっついてきてたくさん出て困るという感じはほぼありません。
ただ、どの手口ふきもおしりふきも同じだとは思いますが、量が減ってくると一気に3枚くらい飛び出てきてしまう事が多くなります。
でもこれは、物理的に仕方がない事ですよね。
次に、破れない程度に力いっぱい引っ張ってみましたが、両者共同じくらいの伸び具合でした。
だからなんやねん…と言われればなんともいえないですが(笑)、伸縮性はだいたいこんな感じだと思っていただければ。
伸ばす前のふわっと置いた状態で拡大してみると、大きな違いがありました。
西松屋のほうは繊維の方向がランダムな和紙のようになっているのに対し、MamaBearのほうは規則的な小さな穴があいているのがわかります。
不織布のCDケースみたいな感じの材質をもう少し目を細かく薄くしたといった感じです。
水分量の比較
筆者は研究者でも何でもないただのユーザーなので、正確な数値でもなくあくまでも感覚値になってしまいますが、なるべく想像してもらいやすそうな方法で検証してみました。
自分の両腕両足+首まわりを拭いてみた感じを比較
拭いたときの感覚が自分でわかるほうがいいと思い、赤ちゃんではなく成人女性(私)のカラダのパーツをどこまで拭けるかを比べてみました。
汗拭きシートのように両腕、両足(膝から下)、首回りを拭って比べましたが、両者共、「両腕→両足を満足に拭ききってさらに首周りを拭うタイミングで水分が足りなくなるという結果でした。
※ちなみにわたしは約170cmと女性としては大柄なほうなので、150cm台くらいの女性だったら四肢+首回りと胴回りまでいけちゃうかもしれません。
まぁ、どちらにせよ西松屋もMamaBearも水分がなくなるタイミングに差はありませんでした。
検証した環境は、真夏の外気温が最高気温37度を記録する日中で、エアコンを25度に設定した室内で行いました。
乾燥した真冬などではまたちょっと違う結果になるかもしれませんね。
プレイマットを何枚拭けるかで比較
↑娘がチェックしに来たのできれいに並べて撮るのは諦めました…
赤ちゃんの「手口ふき」とはいえ、お口周りだけじゃなく食べこぼしたテーブルや床の掃除にも使っているものですよね…?
我が家ではIKEAのプレイマットを3枚並べて使用していて、このお手入れにも手口ふきを使っています(もちろん食べこぼしたテーブルや床掃除にも)。
皮膚に対しての検証だけだと肌の水分量や皮脂の量にも左右されそうなので拭ける面積にはどうか?ということをIKEAのマットを使って検証してみました。
イケアのマット1枚の大きさは78cm×185cm。小学校の体育の授業で使っていたマット運動のマットのようなサイズです。
結果は、「両者共、片面2枚までは拭けるけど3枚目は水分足したくなる」
ということで水分的に差はありませんでした。
ただし、材質的には結構違いがありました。
西松屋のほうは大きな面積をばばっと拭くと、くるんと丸まってしまって後半から拭きづらくなってきます。
一方、MamaBearのほうはたくさん拭いても丸まってこないので、拭きやすさに差が出てきました。
水分量的には互角でも材質がMamaBearのほうが良く、耐久性があるのであんまり枚数使わないで済むんじゃないかと思います。
アルコールスプレーや重曹水などで水分を足しながら拭く用途があるなら、MamaBearのほうがへたりにくくておすすめです。
コスパを比較
西松屋SmartAngelとMamaBearの手口ふきの1枚あたりの単価を比較してみました。
西松屋SmartAngel | Mama Bear | |
1袋の枚数 | 80枚 | 80枚 |
1枚あたりの価格 | 0.88円 | 1.2円 |
1袋の価格 | 69.9円 | 98.7円 |
パック販売の個数 | 10個入り | 20個入り |
店頭販売 | ○ | × |
※私が購入した時はMamaBearのほうは60枚入りだったのですが、現在は80枚入りに変わっているようなのでそちらで比較票を作りました。
上記の西松屋のほうは店頭で購入する場合の価格なので、送料や手数料がかからない分安くなりますね。
Smart Angel or Mama Bear?手口ふきの比較まとめ
ということで、西松屋とAmazonのプライベートブランドの手口(おしり)拭きの比較でした。
西松屋の手口拭きが復活するまでの代用品ならもうコレ一択でいいんじゃないでしょうか。
なんだかんだで近所に西松屋がある人にとっては直接店舗で買うのが1番安いので、店頭に復活したら元に戻すかもですが。
働き始めたらまとめ買いだと重いし大きいのでネット注文のMamaBearの方に定着するかな。(コストアップは手間賃として割り切る…)
と考えています。
手口拭きもおしりふきも、子育て中はめちゃ便利ですよね。
食べこぼしの多い1歳前後くらいは特に、お出かけ時に忘れると結構ショックでかいアイテムな気がします。
我が家はトイトレもこれからだし、部屋のちょい拭きにも便利なのでおむつが外れても幼児期の盛大な食べこぼしが減ってもしばらくは愛用していくつもりです。
この記事が誰かの「困った」を少しでも解決できたら幸いです。
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